335環境基準適合ラベル植林したアカシア自社植林のアカシアを使用した製品SOCフリーのマーク2020年度、エフ・イ・オートでは一般社団法人 日本外交協会からの依頼を受け、地方自治体などで役目を終えた車両15台を改造・整備を施し、ごみ収集車や消防車などを途上国向けに寄贈しました。グループ全体で廃棄物削減に向けて取り組みを推進しています。極東開発工業では従来からゼロエミッションを掲げ、工場で排出されるスクラップや梱包材などの廃棄物の99%以上をリサイクル原料として再利用しています。製品設計において、部材の重量軽減や再生品由来の材料を使用するなど3R(リデュース・リユース・リサイクル)に関する独自の評価基準を設定しています。また、一般社団法人 日本自動車車体工業会が制定する「3R判断基準ガイドライン」の基準を満たす製品については「環境基準適合ラベル」の貼付を推進しています。ホームページ上には製品の解体マニュアルを掲載し、解体業者が安全かつ確実に部品をリサイクルできる体制を整備しています。SOC(人体や環境に有害な化学物質)を使用しない製品づくりをすすめています。SOCフリーの製品については、製品カタログやパンフレットにマークを付けて表示しています。自社の利益だけでなく、環境や社会全体に与える影響に 責任を持った事業活動を推進しています。サプライチェーン全体を通じて企業の社会的責任を果たすために、環境や人権に配慮した「CSR調達ガイドライン」(ホームページ参照)を制定し、取り組みをすすめています。日本トレクスでは、2004年5月よりマレーシアのサバ州にてアカシアの自社植林を行い、限りある森林資源との共生を推進しています。自社植林をしたアカシア丸太は床板製品として使用し、活用しています。廃棄物の削減製品の再利用への取り組み製品における3Rの推進【環境】 地球環境に配慮した「ものづくり」 │ 循環型社会に向けて │ 自然共生社会に向けてミクロネシアに寄贈したごみ収集車事業活動で発生する廃棄物削減や製品のリサイクルを通して3Rを推進しています。※製品を通じた循環型社会への貢献については、p.23、 p.25参照CSR調達化学物質の管理植林活動製品のバリューチェーン上で生じる環境汚染を把握し、発生を抑制しています。多様な生物が共存する自然共生社会の実現に向けて植林活動なども行っています。5-3 循環型社会に向けて5-4 自然共生社会に向けて
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