特別企画 女性社員が働き方や社内制度を本音で語る女性社員座談会

親泊由理
(2014年入社)

技術部 第二設計課

中島千鶴
(2014年入社)

開発部

川口亜梨沙
(2005年入社)

情報システム部

野村理恵
(2002年入社)

技術管理部

01 極東開発工業に入社した決め手は、やりたい仕事・働きやすい環境があったこと01 極東開発工業に入社した決め手は、やりたい仕事・働きやすい環境があったこと

工業系の仕事に興味をもったきっかけは?

親泊
学生時代、家の近くで大規模な道路工事をしていて、そこで“はたらく自動車”を見てかっこいいと思ったことがはじまりです。ものづくりが好きで工業系の学校に進学し、就職活動をはじめる時に“はたらく自動車”と“ものづくり”が結びついて、「はたらく自動車をつくりたい」と思いました。
中島
もともと化学に興味があったのですが、機械の分野の方が自分には合っていると感じて、学校では機械系のコースに進みました。そして先生の勧めで参加した工場見学でコンクリートポンプ車を見て、「世の中にはこんなすごい自動車があるのか」と、魅了されたんです。
川口
私は大学で機械や電気、プログラミングなどを学び、いちばん好きだったのがプログラミングで、関連する仕事に就きたいと考えていました。ですので、特に工業系や自動車関連の会社に興味があったわけではなかったんです。
野村
私もシステム関係か企画の仕事をしたいと考えていたので、工業系というこだわりはありませんでした。いきなりこんな流れになっていいんですか(笑)。ところで、みなさんが極東開発工業への就職を希望した決め手は何だったんですか?
親泊
面接官の方が熱かったことです(笑)。明るく、話しやすい雰囲気だったので、働きやすそうだなと思いました。その後いくつかの会社の面接を受けたのですが、極東開発工業の印象が強くて物足りなく感じたんです。それで、仕事に打ち込めるのは当社だと思いました。
中島
確かに面接は長かったですね(笑)。入社したら、どんな仕事をしたいのかという希望を真剣に聞いてくださり、うれしく感じたことをおぼえています。
川口
しっかりこちらの話を聞いてくださるので安心できるんですよね。私は自社システムの開発ができることに魅力を感じて、入社を希望しました。面接では情報システム部の方が対応してくださったので、「希望する部署で働けるんだな」という予感はありました(笑)。

入社して間もない頃の印象は?

中島
想像していたよりも親しみやすい雰囲気でした。仕事で分からないことがあれば、丁寧に教えてくださいますし。勝手に“会社はきびしいところ”というイメージをもっていたので、嬉しい誤算でした。
親泊
そうそう、会社といえば「この書類どうなってるんだ!」っていう声が飛び交っているところだと思っていました。でも、みなさん本当にやさしいのでびっくりしました。
川口
私は自分から積極的に話しかけるタイプではないので、職場に打ち解けられるか不安でしたが、先輩が声をかけてくださったおかげでスムーズに馴染むことができました。
野村
女性社員だからということではなく、みなさんフレンドリーな雰囲気なところが当社の特長ですね。それは私が入社した頃から変わらない社風です。
川口
仕事に関してはどうでしたか?
親泊
むずかしかったですね。学校で学んだ知識は役立ちましたが、それだけでは対応できなくて、先輩方から教えていただきました。
中島
学校での勉強とは求められるクオリティが違うし、いろいろ想定外のことも起こるので、その時どう対応するかが大事なんです。
野村
そうですね。私も報告書の書き方や、お客様との接し方など、たくさんのことを先輩から学びました。
親泊
当社には経験と知識が豊富な先輩が多くいらっしゃり、親身になって教えてくださるので安心です。

02 好きなことを仕事にするから大きいやりがいと喜びがある02 好きなことを仕事にするから大きいやりがいと喜びがある

現在の仕事内容は?

親泊
主に脱着ボデー車の受注設計を担当しています。受注設計は基本設計をもとに、お客様の要望を取り入れてカスタマイズする業務です。新人の頃はベーシックな仕様の製品を担当していましたが、今は難易度の高い案件も担当させてもらっています。
中島
私は工場見学で魅了された、コンクリートポンプ車の開発に携わっています。コンセプトや設定された仕様を図面化した後、試作車をつくって評価基準をクリアしているかテストするのが主な内容です。こう言うと、すごくかっこいいですが、まだ上司や先輩からいろいろ学んでいる段階です。
川口
念願のコンクリートポンプ車の開発を担当することができたんですね(笑)。私は最初、サーバーの運用管理を担当しました。その後、開発業務も行うようになり、現在は技術部門向けのシステム開発と運用管理を行っています。
中島
いつもシステム関係だけでなく、コンピューターで分からないことがあると助けていただき、本当に心強いです。
野村
私は研究開発関連の予算・進捗管理のほか、新規事業の調査を行っています。さまざまな業界のセミナーや展示会に足を運んで情報収集をしたり、データ分析などを行います。
今日集まったメンバーはそれぞれ職種が違うので聞きたいのですが、仕事をする上で心がけていることはありますか?
川口
できる限り、しっかりと準備をすることです。システムトラブルが起こると多くの人の業務に影響が出てしまうので、あらゆるシチュエーションを想定してシミュレーションをするようにしています。また、使い勝手を良くするために、いろいろな人から意見や要望を聞くようにしています。
親泊
設計は製品づくりのはじめのセクションで、何か問題があると全体のスケジュールに影響が出るので、しっかり検証するようにしています。
中島
そういう意味では、開発は工程のいちばん最初にあたるので、責任感をもって取り組まないといけないと思っています。
野村
どの工程でも人が業務を進めていくので、信頼関係も大切ですよね。私は信頼関係を築くため、依頼されたことはできる限り的確・迅速に応えることを心がけています。

スキルアップはどのようにしていますか?

中島
基礎的なスキルは、新入社員対象の技術研修で学ぶことができます。専門的な知識や技術は現場で身につけるのが基本です。上司や先輩が指導してくださるほか、ひずみゲージや、油圧に関する研修など、さまざまな研修を受けることができます。
親泊
油圧の研修、私も受けたい!
川口
工業系ならではのトークですね(笑)。私の場合は自社システムの開発なので、自分たちで技術を高めていく必要があるんです。書籍などで最新の技術をチェックするようにしていますが、現場からの要望に応えることがいちばんスキルアップにつながっていています。

仕事のやりがいは?

川口
「便利になった」「助かった」と、成果を伝えてもらえると嬉しいです。また、「こんな機能がほしい」というリクエストをもらうと、システム開発者としてモチベーションが上がります。
親泊
複雑な仕様の製品が完成した時にやりがいを感じます。設計は自分の仕事の成果が見えやすいので、すごく充実感があります。今は仕事がおもしろくてたまらないといった感じです。
中島
同じく開発に携わっていた製品が完成した時がいちばん嬉しいです。仕事のスケールが大きくて、完成して間もない頃は実感が湧かなかったのですが、上司から「ほとんどの図面は中島さんが描いてくれた」と声をかけていただき、ジワジワと喜びがこみ上げてきました。
野村
私は管理部門にいるので、自分の仕事を効率化できたり、作った資料が「役に立ったよ」「見やすかったよ」と言ってもらえると嬉しいです。

03 仕事だけでなくプライベートも充実させるのが極東スタイル03 仕事だけでなくプライベートも充実させるのが極東スタイル

ワークライフバランスについての感想は?

親泊
職場環境でいえば、男性社員は多いですが、働きにくいと感じたことはありません。
中島
通っていた学校も男性が多かったので、逆に女性が多いと落ち着かないかも(笑)。
川口
仕事を進めるうえでも男性・女性に関わらず、オープンに発言できる雰囲気です。
親泊
勤務体制についてもしっかりお休みがとれるので、無理なく働けています。休みの日は、会社の方とボウリングやバーベキューに行くなど楽しんでいます。最近は体力づくりのためにスポーツジムに通いはじめて、筋トレにはまっています(笑)。
中島
会社のゴルフ部にも入ってるんだよね。
親泊
すごく楽しいですよ! ボールが思い通りに飛んだ時の気持ち良さは、言葉では言い表せません(笑)。
中島
私はインドア派なので、自宅でゆっくり過ごすことが多いですね。
川口
私は旅行が好きで、あちこち出かけています。
親泊
旅行は何に重点を置いているんですか?
川口
食べものですね。景色も満喫するけど、おいしいものははずせない(笑)。その土地の名産や、人気のお店を調べて行きます。
野村
私は小さい子どもがいるので、家族で出かけることが多いですね。オフを充実させることで、また仕事を頑張ろうという意欲が湧いてきます。

育児支援は充実していますか?

野村
育休をいただき、子どもとの時間をしっかりもつことができました。復帰してからは、時短制度を活用しています。家が遠いため、フルタイムだと保育所の送り迎えができないので、ありがたいです。今は勤務時間も選択できるようになっているので、自分のライフスタイルに合った働き方ができるので嬉しいです。万が一子どもが入院した場合も看護休暇制度があり、ずっと子どもについてあげることができます。
中島
私も結婚しているので、育児支援には関心があります。野村さんは出産される前から、お子さんができた後も働きつづけようと考えられていたのですか?
野村
そうですね、楽しく仕事をさせていただいているので、長く働きつづけたいと思っていました。制度があるだけでなく、活用できる環境が整っていることで、復帰もしやすかったです。
中島
先輩方が仕事と育児を両立して、キャリアを積んでおられる姿を見ると、目標ができて心強いです。
野村
学生の方にとっては、まだ現実味のないことかもしれないけれどね(笑)。そういう意味では、これから一人暮らしをする人のために、社宅のことも話題にした方が良いですね。
親泊
私は沖縄出身で、当社に入社してから一人暮らしをしています。住まいは、馴染みのない土地でマンション選びをするのが不安だったので、社宅を利用しようと思いました。住んでいるのは社員とご家族だけなので安心ですし、家賃がリーズナブルなことも大きな魅力です。

極東開発工業の魅力は?

親泊
職場の雰囲気が明るく、個性的な人が多いことです。そして、自分のアイデアや意見をかたちにできる、自由な気風だと思います。
中島
自分が興味のあることを仕事にできることだと思います。また、このような環境をつくりだす、“人”がいちばんの魅力です。
川口
人ですね。先ほども言いましたが、人見知りの私を温かく迎え入れてくださったことに感謝しています。同じような後輩が入社したらサポートしたいと思います。
野村
全部言われちゃいましたね(笑)。やりがいのある仕事、温かい社風、充実した福利厚生、風通しの良い人間関係などがあることが、当社の特長であり魅力だと思います。

これからの目標は?

親泊
今はまだ先輩に指導していただくことが多いので、はやく一人前になることが目標です。そして脱着ボデー車だけでなく、幅広く対応できるスキルを身につけたいと考えています。
中島
コンクリートポンプ車のスペシャリストになることです。「コンクリートポンプ車のことなら、あの人に聞けばいい」と言われるように、知識を深めていきたいです。子どもができた後も、極東開発工業でキャリアを積んでいきたいと思っています。
川口
視野を広げることが目標です。今は目の前の業務を着実に行うというスタンスですが、これからは「なぜ、このような要望があるのか」など、業務の背景を考えて取り組めるようになりたいと考えています。
野村
女性社員が仕事と家庭・育児を両立させながら、キャリアアップしていけるというモデルになれるよう頑張りたいと思います。一人でも多くの女性社員がやりがいをもって働き、充実した暮らしを送ってもらえると嬉しいです。

その他の先輩社員

加藤政登

加藤政登

技術本部 開発部
2003年入社

三浦敬太

三浦敬太

特装事業部 生産本部
名古屋工場 設計課
2008年入社

根本翔太

根本翔太

環境事業部
技術部 設計課
2011年入社

浅野貴教

浅野貴教

特装事業部 営業本部
直納部 直納課
2009年入社

藤川寛明

藤川寛明

管理本部 経営企画部
2008年入社