加藤政登 技術本部開発部 2003年入社

加藤政登 技術本部開発部 2003年入社

開発を担当した“ごみ収集車”には夢と熱意がつまっている
開発を担当した“ごみ収集車”には夢と熱意がつまっている

限られたパーツだけでなく、特装車全体の開発に携われることが魅力

当社で開発・設計に携わる多くのスタッフと同じように、私も子どもの頃から“はたらく自動車”が好きで、将来はダンプや脱着ボデー車の設計がしたいと思っていました。漠然としていた夢が明確な目標に変わったのは、大学でソーラーカー・サークルに入って、設計や製作に関わったことがきっかけです。完成したソーラーカーがサーキットを走る光景を見た時、「これしかない!」と感じました。

特装車をつくる会社の中で極東開発工業への就職を希望したのは、限られたパーツだけでなく、特装車全体の設計・製造に携われることに魅力を感じたから。きっと、「クルマをつくっている」という実感を味わいたかったのでしょう。今でも自分が担当した特装車が完成したところを見ると、ソーラーカーの時に勝るとも劣らない喜びが湧いてきます。

入社5年目で電動駆動式のごみ収集車の開発を担当

現在は、ごみ収集車の開発を担当しています。具体的には、指定された強度・機構・性能をクリアしているかを計算し、実際に製造可能であるかを検討したうえで、設計図を作成します。そして試作車をつくって評価試験を行い、データをもとに改良・調整を行います。また、製品としてでき上がったはたらく自動車が設計通りに製造されているか検証することも大切な仕事です。

こうした開発は、お客様からの依頼によるものだけでなく、自社製品というケースも少なくありません。私が入社5年目の時に担当した、「eパッカー®」というごみ収集車もそれにあたります。「eパッカー®」は、エンジンのエネルギーで装置を駆動させる従来のごみ収集車とは異なり、搭載するバッテリーの電気によって装置を駆動させる、新しい技術を採用した製品です。このシステムによって作業時のCO2排出量の削減や、騒音の低減などのメリットが生まれます。

新しいことにチャレンジするということで、思い通りに進まないことも多く、時には心が折れそうになることも。しかし、“世の中にないはたらく自動車”をつくる仕事は、そういった苦労とは比べものにならないくらい大きなやりがいがあります。

開発・設計では正確な数字に徹底的にこだわる

仕事をするうえで大切にしているのは、「数字の正確さ」。以前一緒に仕事をした方から、「設計図などに記載される数字を信頼して、多くの人が動くことを意識するように」と教えていただきました。その言葉は、設計図で完結していた自分にとって衝撃的でした。それからは常に、設計から作業を引き継ぐ人たちのことを考え、数字の正確性には徹底的にこだわっています。

これからの目標は、社会に役立つ、今までにない特装車をつくること。そして機能や性能はもちろんのこと、見た目も美しいデザインにするなど、自分のカラーを出せればと思っています。

MESSAGE

刺激的なチャレンジを通じて高いスキルを習得できる環境

当社の採用サイトを見るのは、“はたらく自動車”に興味のある人が多いと思います。当社は自動車が好きな人や、開発・設計の仕事を希望する人にとって、働きがいのある会社です。ながい歴史の中で培われたノウハウと、優秀な先輩方の指導によって、高いスキルを身につけることができます。また、新しいことにどんどんチャレンジできることも魅力です。毎日が発見の連続ですよ!

CAREER PATH

2003年 入社
研修や先輩のもとで、開発設計、評価試験の基礎を学ぶ。さまざまな案件を担当し、経験を積む。
2007年
自社製品のごみ収集車「eパッカー®」の開発に、メイン担当者として携わる。
2014年
係長としてグループをまとめ、プロジェクトの進捗管理も行う。

2016年取材当時

その他の先輩社員

加藤政登

加藤政登

技術本部 開発部
2003年入社

三浦敬太

三浦敬太

特装事業部 生産本部
名古屋工場 設計課
2008年入社

根本翔太

根本翔太

環境事業部
技術部 設計課
2011年入社

浅野貴教

浅野貴教

特装事業部 営業本部
直納部 直納課
2009年入社

藤川寛明

藤川寛明

管理本部 経営企画部
2008年入社

女性社員座談会