大学在学中は専攻していたマスコミ関係の会社に就職したいと思っていましたが、次第に安定性のある会社で腰を据えて働きたいと考えるようになりました。そんな中で当社は着実に成長していて、社会の基盤をつくる事業を展開しているところに魅力を感じました。特装車や環境プラントの設計・製造など、他の会社ではなかなかできないことを手掛けていて、自分の中にあったチャレンジ精神がくすぐられたように感じます。

また、会社説明会に参加させてもらった時、社員の方が明るくやさしかったことも印象的で、働きやすい職場だと感じたことも大きなポイントになりました。

入社してから6年間、地域の企業がお客様となる一般営業を担当。7年目の今年から自動車メーカーがお客様となる直納部の営業をしています。

一般営業では地元の関西を離れ、長野・山梨エリアを担当しました。社会人としての経験がなく、馴染みのない土地での営業活動は思うようにいかないことありました。製品知識が充分ではなく、お客様からお叱りを受けることも。懸命に勉強して知識をつけると共に、お客様の要望をしっかりと把握するよう心がけました。また、分からないことがあれば、恰好をつけずに教えていただきました。

そうして3年目くらいから自分のお客様が増えはじめ、仕事が一層おもしろくなってきました。そうなると、「とにかく目の前の契約が欲しい」という気持ちから、「もっとお客様のニーズに応えて満足していただきたい」という想いに変わってきました。長野・山梨エリアで6年間は、極東開発工業の社員としてだけでなく、人として成長するうえでも貴重な経験を積むことができたと思っています。

広い視野をもちたいと思い、東京の直納部での営業を希望し、新たなフィールドで頑張っています。これまでとは異なり、量産型の特装車の受注窓口となるため、仕事のスケールが大きく、プレッシャーもあります。しかし、仕事のスタンスはこれまで通り、誠意をもって接することを大切にしています。仕事の規模が変わっても、その幹となるのは人と人との信頼関係ですから。

現在の仕事にはもちろんやりがいを感じていますが、将来的にはいろいろな部署を経験したいと考えています。例えば、広報もそのひとつ。当社は業界トップクラスのシェアを得ていますが、一般的にはまだまだ認知度が高いとはいえないので、ブランディングに取り組みたいですね。またこれまで築いた人脈を活かして、発展途上国をはじめとする海外での活動でも貢献できればと思います。