項目 | 目標 |
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女性採用者比率 | 2027年度:20%(対象:グループ全体/正社員) |
役職者(係長級以上)における女性比率 | 2030年度:4% 2027年度:3%(対象:グループ全体) |
総労働時間 | 2027年度:2024年度比5%削減(対象:グループ全体) |
男性育休取得率 | 2027年度:65%(対象:グループ全体) |
各年度の実績は「サステナビリティデータ」をご参照ください。
人的資本への投資を強化し、一人ひとりのスキルアップと自己成長を促すことで、組織と事業の成長を目指します。
●従業員への教育・啓発
職務に必要なスキルを身につける「階層別研修」と、個人のキャリア形成を支援する「キャリア研修」を実施しています。また、従業員の自主的な能力育成を促進するために「自己啓発通信教育奨励制度」や「資格取得奨励金制度」「動画研修サービス」などの自己啓発に関わる諸制度を設けています。
●技能・技術の継承
品質向上と技能伝承を目的に、製品制作に携わる作業者を対象とした「溶接技能検定」や「塗装技能検定」を行い、重要部位に関する品質を担保しています。また、検定をコンテスト形式で行うことで技能向上の動機づけのひとつとしています
あらゆる企業活動において、性別、年齢、国籍、人種、宗教、性的指向、性自認、障がいなどに関係なく全ての人へ均等に機会が与えられ、能力を最大限に発揮できる職場環境づくりを推進します。
●ダイバーシティに関する教育
また、多様性を活かした職場づくりを推進するために、前提となるアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込みや偏見)に関する教育やダイバーシティの基礎教育を進めています。管理職を中心に研修を実施し意識改革を図っており、実際の業務に即したテーマについてグループで討議することで、アンコンシャス・バイアスやダイバーシティについて理解を深めています。今後もさらに研修対象範囲を拡大するなど、意識改革施策を継続的に実施していきます。
●障がい者雇用の促進
当社グループでは障がいを持つ従業員が長期的に自分らしく働ける職場環境の整備に積極的に取り組んでいます。極東開発工業では、地域の障がい者の方を雇用する「きょくとう柏フォーム」と「きょくとう八千代ファーム」を開設しており、農園で採れた食材は社員食堂などで利用されています。また、より様々な職場で障がいを持った従業員が活躍できるよう、製造現場をはじめグループ全体で環境整備を進めるなど、障がいを持った従業員が働く職場の拡大を進めています。
●高齢従業員の活躍促進
従業員一人ひとりの多様なライフスタイルや就労意思を尊重し、60歳の定年以降も従業員がやりがい・働きがいを持って活躍できる制度・職場環境の整備に努めています。またエイジフレンドリーな事業所づくりや、長年のノウハウを組織に還元できる仕組みづくりを目指しています。
●外国人労働者の雇用と教育
当社グループでは組織の多様性と途上国の技術発展支援を目的に、国内の生産拠点で外国人技能実習生の受入れを行っています。実習生はそれぞれの職種についての教育・特別教育を現地で受けたのち、来日後も提携教育機関にて日本で生活していくための教育を受けます。入職後も技術面・日本での生活面において、担当者よりサポートを実施しています。
また、当社グループでは海外拠点において現地採用を積極的に行い、雇用機会の創出に貢献しています。
従業員一人ひとりが仕事と生活の両方を充実させ、互いに好循環を生み出せる環境づくりを目指します。
●働き方改革の実現
当社グループではワーク・ライフ・バランスの実現のために働き方改革を実施しています。過度な労働時間と時間外労働の削減に向けて、AIやIoTを活用した業務効率化を推進するとともに、有給休暇の計画的取得などを通じ、年間総労働時間の削減に取り組んでいます。
●多様な働き方の推進
従業員が出産・育児、介護などのライフステージにおける様々な場面において、仕事と家庭を両立しながら安心して勤務ができるよう、時短勤務や休暇、時差出勤などのフレキシブルな勤務体制を可能にする制度を設けています。また、制度に対する認知促進・拡大に向け、社内教育や資料の整備充実を進めています。
当社グループでは従業員の「結社する自由(しない自由)」、および「団体交渉の自由」を尊重し、労使が協力して働きやすい環境づくりに努めています。労働組合の有無にかかわらず、あらゆる機会を通じて従業員との徹底した対話を実施し、労使の相互信頼を基盤として健全な労使関係を構築しています。極東開発工業・日本トレクスにおいては、労使間の団体交渉を通じて、職場環境の改善や労務・人事施策の見直し等を推進しています。
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