効率的な動力伝達で高い混練・排出性能を実現。ドラム回転に必要な動力伝達系統を効率化させました。エンジンへの負荷を軽減させ、ゆとりある生コン輸送をこなします。
大型化を図ることにより、生コンの投入作業の効率を向上し、はね上げ機構・ライナの標準装備によりメンテナンス性と耐久性を向上しました。
ステップ、昇降用手すりの大型化、上段ステップ手すりの標準装備により安全性を向上しました。
水ポンプおよび作業灯のスイッチは、ヒューズ内蔵の防滴型ボックスにまとめ、メンテナンスも容易にしました。
キャブ内・後部右上方・後部左右の計4箇所に取付けられた連動式の操作レバーはドラム回転を的確にコントロールできます。
水平操作方式のため優れた操作性を発揮します。前後リンク機構逆転防止装置の標準装備により走行時における誤排出の防止も図っています。
架装形式 | 架装シャシ | 最大混合容量 |
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EA12 | 3t | 1.2m3 |
生コンクリートは、セメント、水、骨材(砂、砂利など)、混和材料をプラントで混合してつくります。用途に応じて配合を変え、強度およびスランプ値が変えられます。一般に、建築用は軟かいスランプ15~20cmを、土木用はこれよりスランプ値が小さい、固い生コンクリートが使用されます。
この生コンクリートを攪拌し(混ぜ)ながら運ぶトラックをミキサートラックと言います。ドラムの内部にはらせん状ブレード(羽根)が付いており、ドラム回転によって、生コンクリートが分離しないように攪拌できる構造になっています。
スランプ値の測定は、高さ30cmの決められたコーンに生コンクリートを詰め込み、直ちにコーン枠をはずし、頂点の下がった量をcmで表し、「スランプ何センチ」と表示します。
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