極東開発のポンプユニットは、切替バルブの機密性が高く圧力バランスがよいので、高圧状態においてもバルブの切替りが安定し、スムーズな打設ができます。また、部品点数が少なく、シンプルな構造ですので、消耗部品の点検整備が短時間に行え調整もほとんど不要なため、ランニングコストが極めて低くなります。さらにバルブとホッパーを一体化させたダイレクト吸入式で、生コンを底部に導きやすく残コン量が少なくなります。また、ホッパ底部が大きく開くボトムフラップ機構により、残コン処理やメンテナンスの手間を大幅に軽減することができます。消耗部品の点検整備、交換が容易なことに加え、オーバーホールも簡単に行えます。
ポンプユニットの基本部分は、コンクリートポンプ車で多くの実績を持つ機構・部品を採用し、二次製品用生コンの圧送に適した吐出能力を実現しています。
高強度・難流動性の特性を持つ二次製品用生コンでも高い流動性・吸込性を実現する、攪拌ブレード付きの大容量専用ホッパを装備しています。
※設置条件やご要望に応じて容量等の変更も可能です。詳細は弊社営業担当者にお問い合わせ下さい。
モーターや油圧制御機器を集約し、独立したパワーユニットとしていますので、設置時の多様なレイアウトに対応することができます。
また、インバータによる制御方式を採用していますので、省エネ・作業性の向上も実現しています。
ポンプユニットとパワーユニットそれぞれに配置した緊急停止スイッチをはじめ、操作スイッチの配置や状態表示ランプの集中配置など、作業者の安全にも配慮した設計を実現しています。
仕様 | PT95-60M | PT70-60M(実績例) | ||
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ポンプユニット | 最大吐出量 (吐出量×吐出圧力) |
標準圧送 | 94m3/h×5.7MPa | 70m3/h×5.7MPa |
高圧圧送 | 68m3/h×8.3MPa | 50m3/h×8.3MPa | ||
コンクリートシリンダー数 | 2 | 2 | ||
シリンダー径×ストローク | φ205×1,650mm | φ205×1,150mm | ||
Sバルブ駆動 | 主回路+アキュムレータ | 主回路+アキュムレータ | ||
ホッパ | 容積 | 0.5m3 | 0.5m3(アジテータ付) | |
嵩上げ部容積 | 1.1m3(アジテータ付) | 1.1m3(アジテータ付) | ||
全長×全幅×全高 | 約5,200×2,160×3,030mm | 約4,100×2,160×2,740mm | ||
パワーユニット | 形態 | 独立(ポンプ本体と分離) | 独立(ポンプ本体と分離) | |
電源 | 三相交流200V 定格容量165kVA | 三相交流200V 定格容量112kVA | ||
電動機・出力 | 110kW | 75kW | ||
電動機の制御 | インバーター(定トルクベクトル制御) | インバーター(定トルクベクトル制御) | ||
油圧ポンプ | 主回路用、補機回路用各1機 | 主回路用、補機回路用各1機 | ||
オイルタンク容量 | 200? | 200? | ||
オイルクーラ | 空冷式 | 空冷式 | ||
全長×全幅×全高 | 約3,200×1,540×1,950mm | 約3,600×1,540×2,300mm |
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