INTERVIEW01

日々の経験を積み重ねて、
いつか誰も見たことのない
製品をつくりたい

特装事業部 生産本部 横浜工場 設計課

浅野 将輝 2018年入社

世界に一つだけの、
お客様が求める車づくり

私は、祖父や父にドライブに連れて行ってもらうと大喜びするような、車好きの子どもでした。また、絵を描くことやモノづくりも好きだったので、物心ついた頃には「自分で車を設計してみたい」と思うようになっていたのです。量産車ではなく、お客様のご要望をお伺いしながら「世界にひとつだけの車」を作り上げる極東開発工業の仕事に魅力を感じ、入社を決意しました。

時には難しいご要望に頭を悩ませることもありますが、設計した車両を街中で見かけたり、お客様のSNSで紹介されているのを見つけたりすると、この仕事を選んで良かったと実感します。自分が携わった車が、確かな形となって社会で活躍している。それが私にとって何よりのやりがいとなっています。

法規制と要望を両立する、
設計の腕の見せどころ

現在は大型ダンプトラックをメインに扱う部署で、設計に携わっています。設計にあたっては、営業がお客様からヒアリングした要望を確認し、それが製品として実現できるのか、架装検討を行います。そして、要望通りの仕様となるように、幾度も検討や調整を繰り返して、図面を作り上げていきますが、設計図を描いて終わりではありません。

特装車は機能も大切ですが、公道を走る車両として法規制や安全基準も満たす必要があります。加えて、製造時の溶接による熱歪みへの配慮や、作業性を考慮した設計の調整など、図面だけでは見えてこない課題も多くあり、設計者は広い視点で物事を判断することが不可欠です。製造現場の方々と密なコミュニケーションを図り、現場の声を次の設計に活かしていくことで、より良い製品づくりができると考えています。

チャレンジ精神が活きる環境で、
次世代の製品開発へ

極東開発工業は、モノづくりが好きな人にとって、とても魅力的な環境だと感じています。例えば、困難な課題に直面したとき、一人で解決できなかったとしても、現場の方々と密にコミュニケーションを取りながら一緒に解決策を見出していけるのです。また、自分の興味のある分野や、やってみたい仕事があれば、積極的にチャレンジする機会をもらえます。

日々の経験から多くを学び、それを次の製品開発に活かしていける。そんな環境の中で、私は将来、他社でもやったことがないような画期的な新製品の開発に挑戦したいと考えています。そのために、今後もお客様や現場の声に真摯に耳を傾け、それを反映できる設計者になっていきます。